これは推定1938年(昭和13年)頃の東京都千代田区神田に所在した淡路小学校(現在は廃校)の5年生に在籍していた白須つやさんという少女の作品群です。全部A3判の水彩画ですが、一見してそのみずみずしさに心を打たれます。
作者は賢くやさしい女の子だったのでしょう。品格のある日本画風の作品は、太平洋戦争勃発寸前の世相をよく表わしています。激動の昭和を切り取った11点の児童画。白須さんがご存命なら90才台後半か。お会いすることも、作品をお返しすることも不可能です。しかし、白須さんの絵に託された夢と希望を、いつまでも、どこまでも、大切に生かし続けたいとねがうばかりです(田ケ谷)
戦前の東京都内の小学校の朝礼風景
校舎は昭和20年の空襲で焼失した

昭和戦争前から終戦までの年表
1927年(昭和2年)~1945年(昭和20年)











